seen 11 (後編)





リョウの目から血が流れ出す。


ユリ「お兄ち・・ゃ・・ん・・・・・」

サリナ「ユリちゃん!!」

ユリはショックのあまり気絶してしまった。



リョウ「これで・・あの事件は・・チャラですね・・・・・・・」

ガルシア「お前!・・・・・・何てことを!・・・・・・・・」

リョウ「そして・・・これは俺の大切な人を傷つけた分です!!!!」












そしてリョウはガルシアの顔面を思いっきり殴った。

ガルシアは壁まで飛ばされて気絶した。








リョウ「皆、大丈夫か?ユリは!!」

サリナ「大丈夫か・・じゃないわよ!!!ユリちゃんは気絶しちゃったわよ!!目・・・目が・・・・あんた一体何やってんのよ!!!!」

サリナは無謀なリョウに泣きながら叫んだ。


リョウ「ああ、サリナのお陰だ・・・・これで胸の闇が晴れた気がする・・・・これで良かったんだよ・・・・」

サリナ「良くないよ!!!私はそんなつもりで言ったんじゃない!!!馬鹿!!!!馬鹿!!!!」

リョウ「俺がチャンピオンになれないとでも?・・・片目くらい無くたって・・俺は強いぜ・・・・・・」

サリナ「もう!!むちゃくちゃだよ!!!」

リョウ「そんな事より父さんは・・・父さんは大丈夫!!」


殺し屋の傍にリリィがいる。

リリィ「おじさん!!!大丈夫!!お願い!死なないでーーーー!!!

父 「・・・・・・・・ゴホッ・・・・・・・・」

リリィ「大丈夫!!!まだ何とか生きてるよ!!!!」

リョウ「父さん・・・・良かった・・・・・・・・・・」

サリナ「良かったぁぁ;リリィー早く救急車!!!!!」

リリィ「あいよ!!!!」




リョウ「サリナ・・・お前も無事で良かった・・・・俺達のことで巻き込んで悪かったな・・・」


バタン・・・・・・



安心したリョウはその場で倒れてしまった。


サリナ「ちょっと!大丈夫!!・・・・・ってあれ・・・・私も・・頭がフラフラする・・・・・・・・もぅダメかも・・・・・」


バタン・・・・・・・・・・・

サリナもその場で倒れた。



リリィ「あわわ;サリナまで;・・・あんなに能力使ったからだよ〜〜〜早く救急車来て〜〜〜〜〜〜!!!!」




















それから数ヶ月の時が過ぎた。









あれからユリちゃんは良くサリナの家に遊びに来てくれる。
嬉しそうにリョウやお父さんの話をしてくれた。



今リョウは怪我も落ち着き新しいジムに通いだしていると。残念ながら左目はもう一生光を見る事は出来なくなったみたいだ。

しかし嬉しい事に奇跡的にお父さんは一命を取り止めた。そして少しでも罪を償おうと自ら出頭した。
リョウもユリちゃんも揃って面会に通っているらしい。どんな過去を背負っていても、やはり掛け替えのない父なのだ。


ガルシア達はあの日以来ジムを去ってしまったらしく別のジムに行ったとの噂がある。
あの日以来片目でも頑張っているようだ。














更に月日は流れ、とある休日。









今日はリョウのタイトルマッチの日だ。













リリィ「サリナーーーー!!早く起きて!!リョウの試合始まるよ!!!」

サリナ「んあぁ、そうだったぁ(つÅ`)今日がタイトルマッチ戦だったね・・・・まぁどうでもいいんだけどねぇ(´-ω-`)」

リリィ「せっかくチケット貰ったのに行かないんだもん!!せめてテレビ中継は観ようよ!!」

サリナ「だって急に仕事入ったんだから仕方ないじゃーん。まぁ仕事なくても行かないけどねぇ・・・」

リリィ「またまた〜(笑)応援してるくせに!!(゜m゜*)ククク」

サリナ「あんな奴勝ったって負けたってどっちでもいいもん〜(´-д-)」



テレビ「さぁ、ついに始まりました!!なんとチャンピオン、そして挑戦者共に左目が見えないという両者の戦いだ!!」

リリィ「まさかガルシアが先にチャンピオンになるなんてビックリだよね!!」

サリナ「違うよ。ガルシアはリョウが入る前からランキング2位だったんだもん。当たり前なんだよ」

リリィ「あれサリナ〜?やけに詳しいね〜(`∀´)」

サリナ「勘違いしないでよ?たまたま通販雑誌見てたらそんな記事が載ってただけ!!」

リリィ「ふ〜〜〜〜ん( ´艸`)」



ピンポーーン


   
「宅急便で〜す


サリナ「あ!来た!!!」

リリィ「サリナ?まさかだよね?(怒)」

サリナ「だって欲しかったんだもん〜♪」

リリィ「もう!!またくだらない通販を!!」

サリナ「くだらなくないよーーだ♪今回のはすごいんだから!眠れない貴方に幸せな睡眠を与えてくれる"いつでもどこでも眠れるクン三号"だよ〜!!」

リリィ「そんなものいらなーーーーい!!!!サリナはいつでもどこでも幸せそうに爆睡してるでしょーーーーーーっ!!!!!!」

サリナ「そんな事ないよ〜〜〜!!!私はデリケートな性格なんだから。いつもリリィが煩くするから眠れないんだよ〜〜〜ゞ(´ε`●) 」

リリィ「それはサリナが部屋を散らかすから掃除してるんでしょ!!しかも昼過ぎまで寝てるのが悪いんだよぉ!!!!!!!!!!」

サリナ(ううう・・・言い返せない・・(‐ё‐;) ・・・)



テレビ「さぁ熱い試合展開です!!!両者一歩も引かないこの試合!!しかしこの二人は強すぎです!!片目というハンデがありながら他の選手をなぎ倒してきたのです!!」

リリィ「でもあの二人がこうやってチャンピオン戦やってるなんて驚きだよね〜」

サリナ「まぁ・・・・なかなかやるんじゃないの・・・・・・」


テレビ「クリーーンヒットーーーーーッ!!!!!挑戦者リョウの電光石火のような右ストレートが炸裂!!チャンピオンガルシア立てな〜〜い!!!!」

サリナ「おお!!やった!!!」

リリィ「リョウすごーーーーい!!」



テレビ「新チャンピオン誕生!!またまたすごい新人が現れました!!!」

サリナ「なかなかやるな。」

リリィ「やったね!!」






ガルシア「リョウ・・・・・次は負けねぇかんな。」

リョウ「はい!!俺だって負けないっすよ!」

テレビ「リョウさんこの気持ちを誰に伝えたいですか?」

リョウ「はい!!応援してくれたすべての方々!!そして俺の大切な家族に!!・・それと・・そばかすのコに・・・・」




リリィ「あれ〜〜?誰の事だろ〜ねぇ〜(笑)」

サリナ「そばかすじゃない!!!ヾ(*`Д´*)ノ」

リリィ「照れない照れない(笑)」

サリナ「リリィー!!(▼皿▼)」



サリナ「やっぱりさー。チャンピオンになったんだから、あの依頼はお金貰うべきだったよねぇ。。」

リリィ「駄目!!ユリちゃんと暮らす為の資金にしてね。ってサリナが受けとらなかったんじゃん!!」

サリナ「だってやっぱり仕事とかしたくないし沢山通販で買い物した〜い!!!」

リリィ「それこそ駄目駄目だよ(怒)!!!!」

サリナ「もっと仕事してがっぽり儲けるしかないかぁ(´へ `;) 」

リリィ「そうそう!!」



サリナ「あ!依頼人の所に行かないと!!リリィ行くよ!!」

リリィ「あいよ!!」








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大切なものはなんですか・・・・



もしも無くしてしまったなら・・・・・・




いつでも依頼を受けます・・・・・・・




【貴方の大切なもの見つけます】


              
                ホーリーサリーズ

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おしまい



  



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