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いつもの様にトイレ掃除をしている二人がいる。




フレア 「オニキスー!さぼらないでちゃんと掃除してよー!」

オニキス 「だって〜マユ先輩がいないから寂しいんだもん〜(泣)」

フレア 「それは私だって同じだよ!でも用事って一体何だろう?」

オニキス 「まさか!?・・・・フレアがマユ先輩に嫌われたんぢゃないの〜?」

フレア 「そんな訳無いでしょ(怒)!私ぢゃなくてあんたが嫌われたんだよ!」

オニキス 「そんな事無いもん!!マユ先輩はオニキスの事をかわいい妹と思ってるはずだもん〜」





勝手な妄想である。





フレア 「!!?」


急にとても嫌な悪寒を感じたフレア。








フレア 「何!?この嫌な感じ・・・・・・・」

オニキス 「どうしたの〜?」

フレア 「物凄く嫌な魔力を感じる・・・・・・」

そう言うとフレアはトイレを飛び出して行った!


オニキス 「ちょっと〜!フレアどこに行くの〜!トイレ掃除まだ終わってないよ〜!!」

オニキスもフレアを追いかける。














その頃マユは・・・・・











マユ 「はぁはぁ・・・・・・・・」

バルファー 「どうした?息が上がっているぞ?・・・・・しかし子供の魔女にしては中々やるではないか!魔力が回復してないといえ、私の攻撃を防いでいるのだからな!」

マユ 「ソニアの体から出なさい!!」

バルファー 「ん?なんだ〜?この女の体だから攻撃出来ないとでも言うのか?・・・・・・自惚れるな!!貴様の攻撃なんて全く効かないわ!!」

早く攻撃してみろと言わんばかりに体を無防備にするバルファー。



確かに生半可な魔法ではバルファーに傷一つ負わせる事も無理だろう。
マユは攻撃よりもソニアの体からバルファーを出す方法を考えていた。

マユ (くっ・・・何か手は無いの・・・・・・・)

バルファー 「攻撃して来ないのならもう終わりにしてやる・・・・・」


床から無数の黒い影が出てきてマユを取り囲んだ。

バルファー 「シャドーウェーブ!!」



【シャドーウェーブ】
闇魔法。闇の魔法は魔界の者しか使うことが出来ない。




マユ 「セシルブリザード」


 
吹雪の魔法で対抗するがバルファーの魔法の方が押している。


マユ (防ぎきれない・・・・・)


そして黒い影はマユに直撃する!!


更にそのままマユを絞めつける!!







マユ 「くっ・・・・・・・・・・」


バルファー 「つまらないな・・・・・このまま絞め殺してくれる・・・・・」





??? (マユ・・・・・・・・・・)



マユ (・・・・・だ・・・・・だれ・・・・・・・)



マユの心に誰かが話しかけてきた。



??? (バルファーと一緒に私を倒して・・・・・・・)


マユ (その声はソニア!?ソニアなのね!!・・・・・・・一緒に倒してって・・・そんなの無理よ!!)


ソニア (元はといえば私が封印を解いたのが悪いの!今ならこいつもまだ魔力を回復してないからマユなら倒せるかもしれない!!)


マユ (駄目よ!!私には出来ないわ!!・・・・・・)


ソニア (このままほっといたら魔力が戻った時にもっともっと犠牲者が出ることになるわ!だからお願い!!こいつを倒して!!)


マユ (でも!!でも!!)


ソニア (マユ!!お願い!!・・・・・・・・もう駄目・・・・・これ以上は意識が持たない・・・・・・・・・)


マユ (・・・・・・・・・・・・)





バルファー 「ふはははっ・・・さぁ・・・どんな悲鳴を上げるのかな?」

マユを絞めつけている黒い影が更にマユを締め上げる!!



マユ 「・・・・・・・・」

しかし黒い影は急にバラバラに飛び散った!!






バルファー「何!?」



マユは無傷でその場に立ち尽くしている。



バルファー 「貴様ー!何をした?・・・・・その武器はなんだ?」




マユ 「魔法氷刀クリスタルブレード」









クリスタルブレード】
魔法で武器を作り出す禁術の一つ。魔法力を凝縮させて武器の形にする。
属性や術者によりその名前や形状は様々である。使える魔女は数少ない。





バルファー 「ほう・・・・やるではないか!!前言撤回だ、少しは楽しめそうだ!!」

嬉しそうに舌なめずりをするバルファー。






マユ 「貴様を・・・・・・倒す・・・・・」

マユはバルファーを倒す決心がついた・・・・・


















その頃フレア達は・・・・




オニキス 「フレア〜いったいどこに行くの〜(汗)」

フレア 「この嫌な魔力・・・感じない?」

オニキス 「何も感じないよ〜??」

フレア 「あっ!!?マユ先輩の魔力も感じる!!」

オニキスが鈍感な訳ではなく、フレアが魔力を感じ取り易いのだ。

フレア 「分かった!もっと上の階だ!そこに嫌な魔力を感じる!オニキス、急ごう!」


   (マユ先輩もそこにいる!!)


フレアは何故かとても嫌な予感がしてならなかった。



















バルファー 「シャドーエスパーダ!!」

黒い影のとても速い無数の刃がマユを襲う!!


マユはクリスタルブレードでなぎ払っていく。

マユ (一撃、一撃が重い・・・・)


バルファー 「これはかわせるかな?」

     「シャドースカイダンク!!」

今度は空中から無数の黒い刃が降ってくる!!

魔法と同時にバルファー本人も直接攻撃してきた!

バルファーの右手の爪が黒い刃の形になる!

マユは魔法をなぎ払いつつバルファーの右手の爪を顔スレスレで止める!!


バルファー 「やるではないか!!魔女にしておくには勿体無い、お前私の仲間にならぬか?」

マユ 「誰が仲間なんかになるもんですか!」

爪ごと押し返すマユ。


マユ 「次はこっちの番よ!」


  (ソニア・・・今楽にしてあげるからね・・・・)


マユは悲しみの心の中で冷静に呟く・・・・・・


そして一瞬にしてバルファーの懐に飛び込んだ・・・・

バルファー (速い!?)

バルファーの胸元にクリスタルブレードが突き刺さろうとする・・・・・・


バルファー (くっ・・・・やばい!!)


マユ (ソニア・・さよなら・・・・・・)

同時に涙が零れる・・・・・





ソニア 「マユ・・・助けて・・・・」




マユ 「え・・・・ソニア・・・・・・・」



マユの腕が止まる・・・・・


ソニア 「私、まだ死にたくないよ・・・・・・・・・」


マユ 「ソニア・・・・・・」


マユの動きが完全に止まる・・・・・・







バルファー 「お前は本当にお馬鹿さんだね・・・」




マユの胸にバルファーの黒い爪が突き刺さっていた・・・・・・












つづく・・・・・






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