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リリィとユリちゃんはレンジとグリンによって捕まっていたのだ。


リョウ「おい!どーゆうことだよ!!!」

レンジ「やっぱ、お前生きてたんだ(笑)」

グリン「ガルシアさんの言う通りだったな。まさかあの殺し屋から逃れるなんて。」

レンジ「でもいい物を手に入れたし♪この二人を早くガルシアさんに渡そうぜ!!」

リョウ「クソォ!!ユリとリリィを放すんだ!!」

サリナ「そうよ!!放しなさい!!!」

レンジ「それは出来ない注文だなぁ!!」

リリィ「サリナ〜〜〜(涙)ユリちゃんを早く逢わせたくて連れてきた所をこいつらに捕まったの〜〜」

ユリ 「お兄ちゃん!!助けて!!」

リョウ「ユリ!!!」

グリン「おお〜っとそこを動くなよ!一歩でも動いたら今すぐこの二人を殺るぞ!!」

リョウ「クソー・・・いちいち汚ねぇんだよ!!」

レンジ「リョウ!二人を帰して欲しかったら夜8時にあの廃工場に来い!!」

グリン「逃げんじゃねぇーぞ?逃げたら人質がどうなるか分かんねぇよ?(笑)」

リョウ「お前ら!!!二人に手を出したらただじゃすまねぇぞ!!!!」

グリン「それはお前がどうするかによって決まるんじゃねぇーの?ま、最終的にはガルシアさん次第だけどな!はははははっ!」

レンジ「ガルシアさん喜ぶぜ!極上の土産ができたからなぁ!!じゃあなー。リョウ!!」

グリン「そっちの女!!お前もリョウと一緒に来るんだぞ!!!」

レンジ「ほら、ジタバタすんなよ!乗れ!!」

ユリ 「キャァァーーーー!(><; )」

サリナ「ユリちゃーーーん!!!リリィーーーーー!!てめぇ!待ちやがれ!!!ヽ(`Д´)ノ」

リリィ「サリナーーーーーーーっ。゚(゚´Д`゚)゚。」

そしてユリとリリィを強引に車に押し込め、連中は去って行った。

サリナ「リリィ-------!!!!」

リョウ「チクショー!!!あいつら汚ねぇまねしやがって!!」




・・・・・

・・・・・・

・・・・・・・

リョウとサリナは何も出来ないまま部屋で時を待った。

・・・・

・・・・・

・・・・・・

そして沈黙をサリナが破った・・・・・



サリナ「あんたのせいよ!!あんたのせいでリリィが・・・!!」

リョウ「・・・すまない・・・・・・」

サリナ「・・・ごめん・・・・あんただって大切な妹さんがさらわれた・・私と同じ気持ちだよね・・・・」

リョウ「二人は絶対俺が助けるから・・・・」

サリナ「私だって助けるわ・・・」




サリナ「そういえば・・・・あんたの両親って小さい頃亡くなったんだってね?私と同じ・・・」

リョウ「お前・・・そうかユリに聞いたんだな・・・実は・・ユリには内緒にしてるけど本当は生きてんだ。」

サリナ「そうなの!?なんで!?」

リョウ「父親は命がけで危険な仕事をしてるらしい。それが耐えられなくて母親は離婚した。ユリには大人になったら話すつもりなんだ。」

サリナ「そうなんだ・・・・・お父さんはどんな仕事を?」

リョウ「子供の俺にはなんの仕事か分からなかった。けど親父は凄く強くて温かくて俺は大好きだった・・・・」

サリナ「そうなんだ・・・・いつか逢えるといいね・・・・」

リョウ「ああ・・・そうだな・・・・有難う・・・・・・・・」



・・・・・・・・・

・・・・・









そして、ちょうど午後8時。リョウとサリナは待ち合わせ場所に着いた。

ここはミックとあの連中が話していた場所だった。




レンジ「待ってたぜ〜リョウ!!よく逃げずに来たな(笑)」

リョウ「ユリとリリィは無事なんだろうな!!!」

レンジ「ああ。もちろんだよ。ほらここにいるぜ(笑)」

二人ともローブで縛られていた。



リリィ「サリナ〜〜(涙)」

サリナ「リリィーーー!!!今助けるからね!!!!」

ユリ「お兄ちゃん助けて・・・・・・・」

リョウ「ユリ!!!もう少し待ってろ!!ガルシア先輩!!酷いことを・・・・・・!!!」

ガルシア「リョウ・・お前よく生き延びていたな。」

サリナ「あんた達絶対許さない!!!!」

グリン「あははは!!俺達に手を出したらどうなるか分かってんのかぁ?(笑)」

レンジ「おい。よく見てみな。あの二人を縛っているロープは電気を流す電導線だぜ。で、これはリモコン(笑)」

サリナ「ちょっと・・Σ(`д´;)」

リリィ「電気ビリビリなんて嫌ーーー(´;д;`)」

グリン「お前はこれから俺たちのサンドバックになってもらうぜ♪」

グリンはリョウの手をロープできつく縛った。

グリン「ガルシアさん、女の方はどうします?」

ガルシア「女も縛っとけ!!その方が興奮すんだろ!!!」

リョウ「止めろ!!!俺はどうなってもいいから3人だけは傷付けないでくれ!!!」

ガルシア「はぁ!?何言ってんだ?お前のせいでこの女共がこんな目にあってるんだろう?あの時に死んでれば良かったのになぁ!!」

リョウ「・・!!」

ガルシアはリョウのボディに一発パンチを入れた。

ガルシア「この二人を無事に帰して欲しかったらじっとしてなー!!」

リョウ「・・・!!・・・!!!」

サンドバッグの様に次々にリョウを殴っていく。・・・・・・・

サリナ「リョウーーー!!!」

レンジ「おっと・・・・手を出したらこのスイッチを押しちゃうよ〜?」

サリナ「ちょっと男としてこんな事して恥ずかしくないの!!」

レンジ「はぁ?いいか女!!こいつのせいでガルシアさんは片目を失ったんだ!!だから当然の報いなんだよ!!」

サリナ「一体何があったわけ!?」

レンジ「ガルシアさんと試合の時にリョウが割れたガラスで左目をやったんだよ。反則した訳さ!」」

サリナ「そ、そんなの嘘よ!!」

リョウ「俺は反則なんかしてない!あれは事故だ。観客が俺に割れたガラス瓶を投げ付けて、それが跳ね飛んでガルシア先輩に当たったんだ。」

ガルシア「事故でもなんでもお前は俺の片目の光を奪った事には変わりねぇーんだよ!!」

そう言いながら更に殴っていく。

リョウ「くっ・・・・・・・・・・」

リョウの体からおびただしい血が出ている。

ユリ「止めてーーー!!!!!」

サリナ「リョウーーーーー!!!!!」



   (あのリモコンさえ取り上げれば・・・・・・・・)


   (このドラム缶・・・・・・)

 
   (ママ・・・私にもママの血が流れてるなら・・・ママの使ってた技使える筈だよね・・・・)


サリナは見つからないように縛られた手で後にあるドラム缶にそっと手を翳す・・・・・






【ソウルアクティベート】

ソウルヴォイスの強化版。話を聞くだけではなく対象となるすべてのものに
行動を支持出来る様になる。継続時間は本人の精神力に左右される。

 



サリナの手が眩い光に包まれる・・・・・・・・・・・・・



サリナ (お願い・・・・・私達を助けて・・・・・・・・)

ドラム缶(あんたは昨日の・・・・・・・・・・)

サリナ (あの悪い奴らをなんとかして欲しいの・・・・・・・)

ドラム缶(おお!!任せろっ!!さっきから聞いてりゃムカムカしてたんだよ!!)

レンジ「おい!女!!何コソコソやってる!!」

サリナ「・・・・・・・・・・」

レンジ「!?」

急にドラム缶が勢いよく転がってきた。




レンジ「うあああああぁぁーーー!!」

ドゴン!!!

ドラム缶はレンジに直撃する。

衝撃を受けレンジがよろめいた瞬間、サリナはすぐさまリモコンを奪った。

サリナ「よし!!!」

リリィ「やった!!サリナすごい!!!」

そして足に隠し持っていたナイフを取り出し自分のロープを切った。

サリナ「ふふふ♪通販で買ったこのサバイバルナイフがとうとう役に立ったわ!!!」

リリィ「いつのまにそんなもの買ってたのさ(´Д`|||)」


そしてサリナは両手を広げて周りを走り出した。

サリナ「ソウルアクティベート!!みんなお願い!!私達に手を貸して!!!」




グリン「おい女!!調子に乗んなよ!!」

グリンがサリナに殴りかかってきた。

リリィ「サリナ危ないーーーー!!!」

バン!!

グリン「イテーーーッ!!!!」

タイミング良くバケツや工具がグリンの顔面に直激した。

サリナ「今だ!!くらえ!!サリナスペシャル金的キッーーーク!!!」

グリン「!!!!!!!!」



グリンは絶句して倒れこんだ。
男にとってどんな強い奴でもダメージを与えることのできる究極の技(反則技)だ。

サリナ「あと一人!!!」

リリィ「サリナ強ーーい!!!」

レンジ「女!!許さんーーーっ!!」

逆上したレンジが襲いかかってきたその時、天井のフックにかかっている鎖がレンジの方に落ちてきた。

レンジ「うぁぁーーーー!!??」

レンジは鎖の下敷きになった。

レンジ「イテェーーー・・くそっ・・・動けねぇ!!」

サリナ「あはっ★・・・・・可愛そう?!」

リリィ「やったーーーー!!あと一人!!」

ガルシア「女ーーーーっ!!そこまでだ!!!!」

サリナ「次はあなたの番よ!!!!」

ガルシア「それはどうかな?」

ガルシアはリョウの首を絞めていた。

ガルシア「さぁ、大人しくしてもらおうか・・・」

サリナ「ちょっとーー!汚いわよ!!」

ガルシア「はははははっ・・・・さぁ、まずリモコンを返せ。早くしろ!!!」

サリナ「・・・・・・・・・・・・」

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・

ガルシア「な、なんだ!?」

ガゴゴゴーーーーーン!!!

後ろにある無数の鉄柱がガルシアに目掛けて勢いよく倒れてきた。

サリナ「やったぁ!!」

リリィ「サリナーーー!!」

リリィがサリナの元に走ってきて抱きついた。

リリィ「サリナー!もうどうなるかと思ったよぅ。゚(゚´Д`゚)゚。」

サリナ「リリィも無事で良かったよ(´;ω;`)あれ?ロープをどうやって???」

リリィ「あのおじさんが助けてくれたのよ。」

謎の男「リョウ・・・ユリ・・・」

謎の男はリョウとユリちゃんのロープも解いてくれた。

ユリ「お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!」

リョウ「ユリ・・・・・・無事か・・・・」

ユリ「うん!!お兄ちゃん血が出てる・・」

リョウ「そうか・・・・良かった・・・俺は大丈夫だから・・・」





ガラッガラッ・・・・・・・


安心してる場合ではない。鉄柱の下からガルシアが立ち上がって来た。

ガルシア「・・・・・・・まだだ!!」

サリナ「ゲッ( ̄д ̄;)・・・しつこい・・・・・・」

ガルシア「クソ!!!みんな殺ってやる!!!!」

なんとガルシアは拳銃を向けてきた。

謎の男「もう止めるんだ。」

ガルシア「お前は!殺し屋タクマ!!」

サリナ、リリィ「ええーーーーっ!?殺し屋ーーーーーっ!!!?」



つづく



  



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