ACT 4




サラ達はルーチェから聞いた通りの道順で先を進んでいた。

メイ「ルーチェの教えてくれた道は完璧だね!このまま行けば明日には着いちゃうかもよ!」

楽しそうに地図を見ながらメイは言った。


サラ「そうね。ルーチェには本当感謝しないとね!」



二人とも足取りも軽く、とても順調に進んでいるかに思えた。


メイ「あれ?まだお昼なのに薄暗くなってきたよ・・・」

サラ「本当だわ、これってまさか・・・・」




ポツ・・・

ポツ・・・・




メイ「冷たいっ・・・・・・・・何これ?」


初めて体感する雨に不思議な顔をしていた。




ポツ・・ポツ・・・・

ポツ・・ポツ・・・・




サラ 「雨だわっ!」



ザァーーーーーーーーッ・・・・・




嫌な予感的中。


急に雨が降り出した。


しかも・・・・・・




ゴロゴロゴロ・・・・・・・



ビガガガーーーーーーン!!!



雷のおまけつき。




サラ、メイ「きゃーーーーー------ーっ!!?」






二人は雨と雷から逃げるように走り出した!!


とりあえず二人は大きな木の下に逃げ込んだ。何とか雨は凌げそうだ。





メイ「はぁ、はぁ、何なの、雨と雷ってこんなに怖いものなの?・・・」


サラ「はぁ、はぁ、確かに、こんなに恐ろしい物なんて思わなかったわ・・・」

お人形にしたら、初めての雨や雷はとても恐ろしいことだろう。


更に雨は降り続け、いつしか雷は止み土砂降りになっていた。




ザァーーーーーーーーーーーーー・・・・




どれ位時間が経っただろう・・・・



二人は疲れた身体を寄り添って、雨が止むのを待っていた・・・・・・



サラ「・・・・・雨なかなか止まないね・・・・・・・。」


メイ「・・・・・・・・」


どうやらメイは寝てしまったようだ・・・・・




サラ「メイ・・私の我侭に付き合わせてごめんね・・・・・本当ありがとね・・・・」







サラは、寝ているメイに普段じゃ恥ずかしくて言えない言葉をそっと伝えた。






サァーー・・・



長いこと時間が過ぎて段々と小雨になってきた・・・




サァーー・・・



サァーー・・・




これ位の雨なら進めると思ったサラは、近くの葉っぱを傘の代わりにして先に進もうと思った。
と同時にメイも目を覚ました。



メイ「大分小雨になったね、この位なら進めるね。」

少し寝ぼけながらメイも葉っぱを傘代わりにする。


サラ「うん、行こう。」


二人は先に進む。しかし、土砂降りのせいで道がぬかるんでいて、とても歩きにくくなっていた。



メイ「歩きにくいよー」


サラ「あそこにトンネルが見えるわ!あそこなら雨も平気そうよ!」



二人は雨の当たらない小さいトンネルを見つけた。



メイ「薄暗いトンネルだね、ちょっと怖いかも・・・。」


サラ「うん、何か出てきそうだね、気を付けよう・・・。」


メイ「気を付けよう・・・って怖いこと言わないでよー。」


サラ「ごめん;ごめん;」







メイ「!?」

サラ「えっ!?」


二人は急に立ち止まった・・・




薄暗いトンネルに・・・





同じお人形が座っていたのだ・・・・・












残り3日・・・・





  




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